九十九メイ

代々この村では、村人の結婚相手を村長が決めるという風習があり、俺とメイは婚約関係にあった。自分で選んだ相手ではなかったけど俺は幸せだった。なぜなら俺は、ガキの頃から幼馴染のメイを密かに慕っていたからだ。そしてそれは俺の親友であったタケシも同じで…。ある晩、タケシはメイをレ●プし…そしてメイは妊娠した。俺との婚約は破棄。責任を取る形としてメイとタケシは籍を入れることになり、失意の中、俺は逃げるように東京へ旅立った。それから8年が経って…。